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「106」和

昔は人が集まってるような「和」に入っていくのに、そんなに抵抗はなかった。だけど最近ではその「和」に入るのが、窮屈に感じる。なんとなく「オレはいいや」と、後ろ向きな感じでみんなの和を見ている節がある。

それは自分の自身のなさからくるものなんだろうか?もしくは、反逆的な考えでいるんだろうか?「和」にもよるが、そのどちらともぼくにはあると思うのだ。もともとそんな和があれば、率先してその和に入っていき、そこをかき乱してやろうという感じでもなきにしもあらずだったけど、今はそんなことはまるで思わない。ぼくはぼくだ!と、思っているのが強い気がする。だからわざわざ和に入りに行く必要もないなと感じている。

ぼくから見る日本人のイメージは、なんとなく、「和」に属していないとどこか心細いと思っているような印象だ。決してそんな必要はないとは思うけれど、みんなでワチャワチャしていたりするのを見たりすると、そう感じる。それが良い悪いではなく、きっとそういった気質なんだろう。

思い返せば学生時代もそうで、クラス発表会的なものがあってもぼくはあまり和の中で何かするのが好きじゃなかった気がする。入るんだったら乱してやろう的な。それがぼくの本来の気質なんだろう。それになんだか和になってワチャワチャするのがそんなに好きじゃないということだ。

友人とこんな話しをしていて、どっちが良いのかな?という話になったけど、結局はどちらが良いとかではなく「そういう人もいる」ということに落ち着いた。

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