先日書いた、「岩佐のおじさん」がついに亡くなった。最後に会ってから、1ヶ月ちょっとだと思うが、やっぱりあの日会ったのが最後だった。同時に、あの時、ふと会っておいて良かったと改めて思う。あの時、会っておいたから、今回亡くなったのに対してぼくは泣かなかった。自然に亡くなることを受け入れていたからだ。
親戚のおじさんたちが、亡くなった岩佐のおじさんの話をしている。最後まで元気で、よく喋る人だったし、面倒見が良いおじさんだったと皆がしきりに言う。ということは、そうゆう事なんだと思うのだ。
お通夜に行って思ったのは、人の心にどうやって残るかというのが、人間が生きた証なんだろうと。それが地位や名誉ではなく「どんな人だったのか」というのがとっても重要に感じた。時には悪口をいう人もいるだろうけど。
岩佐のおじさんは、悪口が聞こえてこなかったくらい、よくできた人だったんだなと、改めて好きになった。
自分はどんな人間になれるだろうか。もう、人から恨みつらみを買ってしまっているとは思うが、だけどそれでも最後には岩佐のおじさんのように愛される人間で終われたら、それ以上のことはないんだろうと、今回のお通夜で思ったのだ。
おじさん、今までありがとう。
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